人生で初めて、フグを食べた。
顧客との会食で料亭にお招き頂いた。
(カッコつけているが、上司の顧客だ。私は金魚のフン。鞄持ち。)
ヒレ酒を片手に、てっさ、からあげ、てっちり、最後は雑炊と、フグづくし。
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フグ料理は、山口県など関西を中心に、太平洋戦争後に広まったとされているが、江戸時代からその食文化は確立されていたという。
フグの刺し身を「てっさ」
フグの皮を「てっぴ」
フグの鍋を「てっちり」
などという。
わざわざ言い換えるのには諸説あるが、
①「フグ」は「不遇」を連想させ、縁起が悪い
②当たったら死ぬ「てっぽう」とかけている
というものが有力だそう。
大阪では、「テッポウ料理」「テツ」などと呼ばれている。
関西出身であるにも関わらず、これまでお目にかかることはなく、語源も知らず、少々バカにされたが、これで一生忘れないだろう。
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もちろん、ウマかったが、お値段もそこそこ。
3人で3万9,000円。
1人あたり1万3,000円。
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接待交際費の損益参入基準が変更となる。
これまでは、1回あたり1人5,000円以下であれば、接待交際費として、損金参入できた。
これが、来年4月からは、1人10,000円まで上限が引き上がる。
昨今の物価高を加味してのことだ。
また、コロナ禍以降の企業交流を促進するねらいもある。
日本商工会議所は上限20,000円を要求していたようだか、与党は上記の通り10,000円で決定した。
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フグは交際費で落とせない。
(厳密には、中小企業は50%までなら損金算入可能だ※年間800万円まで)