どうも、みるこです。
年の瀬、世間の人たちはとても忙しくしている。
仕事もそうだが、クリスマス、忘年会、新年会。
そんな、師走。
あれから4年半、24歳の新卒としてサラリーマンになって分かったことがある。
普通に働いていたら、浪人のことなんか振り返る暇なんてない。
この「普通に」というのが難しいところだが、たいていの人は目の前の仕事に追われ、新しい出会いもあり、パートナーの有無を除けば、いわゆる「リア充」になれる。
というか、会社で働くってそういうことだと思う。
で、あるから、過去の惨めな失敗よりも、目の前にいる人と、より良い関係を築くことに神経を使うのだ。
「学歴コンプレックス」なんて言葉があるが、社会に出てから耳にしたことが無い。
別に無意識に押し殺しているとか、そういうことでもないと思う。
要は、「そこじゃない」のだ。
今悩んでいるのは、どちらかというと過去の失敗ではなく、未来への不安。
目指せる夢があるなら、その方がマシだ。
それよりも、見てきた夢が、叶わないことへの不安が大きくなる。
「叶わないかもしれない」ではない、「叶わない」のだ。
それは、周りの人間を見れば分かる。
結婚して、子どもができて、時間がなくなって、それもアリだと諦めて、多様性という名の言い逃れをして、夢の当事者でなくなっていく。
夢見ていた日々が、日に日に消費されていく感覚。
ゆっくりと、着実に死へ近づいていく感覚。
そうした感覚から来るものは、「学歴コンプレックス」ではなく、「がんばらなかったあの日に対する後悔」でもなく、「がんばれないんじゃないか」という、信じ続けてきた自分への疑念。
大人は、自由だ。
だが、自由は怖い。
それは宅浪時代に痛いほど経験した。
24歳、新卒。