宅浪落ちた。

宅浪して落ちたワイ。成功した人のオ〇ニー日記に飽きた人へ。

宅浪失敗記②現役夏~卒業

げんき、しとおゃ!!

 

どうも、宅浪みるこです。

 

前回に引き続き、宅浪失敗記の第二話!

 

今回ついに現役最終章!

 

果たしてE判定からのジャイアントキリングは成るのかっっ()!?

 

~前回までのあらすじ~

高2、志望校決定。教師の言葉を盲信し教科書を使い勉強開始するも成績上がらず。

高3夏、ガチ焦り、参考書と受験サプリを発見。

志望校の配点方式に目をつけ、二次を無視、センターにステ全振りして合格を目指す。

10月、二度目の全統マーク模試

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2015年 第3回全統マーク模試(10月)

640/900

2か月弱で計100点アップ!

参考書とスタディサプリを駆使したニュースタイルで伸長!

E判定しか見たことがなかったのに、初めてのD判定!

 

「やったったぞ!コラァ!」

 

・・・と、喜ぶ気持ちもあったのですが、この時は現代文が異常にうまくハマってしまったので、この得点の伸び率となっただけなのです。

 

英語が前回から48点も伸びたことは収穫でしたが、数学がⅠAとⅡB合わせてたったの110点と、依然として求める点数には程遠く、他科目も思ったようには伸びませんでした。

 

この頃教師どもは、滑り止めなしで国立一本で受験しようという鉄砲玉をどうにか改心させようと躍起になってきました。

 

面談のたびによくわからん大学の資料を持ってきては、ありがたい説法を聞かせてくれます。

 

そのくせに、神戸大学の配点方式すら知らなかったんすよ。

 

高校生の私でさえ少し調べれば分かるようなことを。

 

星の数ほどある大学の資料を選別する方がよっっぽど手間がかかると思うんですがねえ。

 

挙句の果てには、「お金がないから私立には行けない」と再三説明してきたのにもかかわらず、三者面談で母親の目の前に私学の資料を広げだしました。

 

子供の前で母親に大恥をかかせたのです。

 

イメージと偏見で判断し、人の可能性を頭からつぶそうとしてくる教師には早々とくたばってほしいものです。 

 

11月終盤、河合塾センター試験プレテスト。

「教師を黙らせるにはとにかく結果が欲しい」

と、歯を食いしばりながら勉強をつづけました。

そして、本番前最後の模試。

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2015年 全統センター試験プレテスト(11月)

 

668/900

全体としては前回から28点アップのD判定。

 

点数だけを見ると、あまり成長しているようには思えませんが、前回の模試とは明らかに点数に対する実感が違いました。

 

前回の得点は、単純に「運が良かった」という感覚。

特に現代文。

 

明白な根拠をもとに自信を持って答えられた、という実感は少なかったです。

 

ですが、今回は英語、国語、その他の科目も全体的に自信をもって答え、「運ではなく自分で勝ち取った点」という実感。

 

大きく進歩したように感じました。

 

そうは言っても、目標点にはまだ70点ほど足りない。

冬休みの最後の追い込みに合否はかかっていました。

 

センター試験1か月前にして思考停止!?

冬休み。全国の受験生は講習会やらで必死に追い込みをかける時期。

 

私も最後の仕上げに取り掛かり、得点率を上げてなんとか食らいつけるレベルにまでもっていく・・・ハズでした。

 

勉強する手が止まってしまったのです。急に。

 

 

後から考えると、学校が休みになり、自分を縛り付けるものがなくなったうえに、周囲にライバルがいなくなってしまったことが原因でした。

 

夏休みでも勉強しなかった私。

 

元々自己管理能力もへったくれもなかったのです。

 

思い返すと、長期休暇や休日の時こそ勉強してなかったのかも。

 

そもそも勉強・・・というか、新しいモノや新しい視点を知ること自体は嫌いではないのですが、それ以上にめんどくさがりな性格。

 

どんなに重要なことでも可能な限り後回しにしちゃうんすよ。

 

ただし、プライドだけは一丁前。

 

勉強してないとか、頭悪いとか思われるのが嫌で、学校では真面目に、人がサボるところであえて努力して見せる。

 

「おまえらとは違うんや。おれを見習え。」

 

そう言わんばかりの過剰なまでの自尊心を持ち合わせたアマノジャク。

 

良く捉えれば、”負けん気が強い”と言えるのでしょうか。。。

 

兎にも角にも、「高いカネ払って予備校に行ってるやつらを独学で打ち負かしたる。」という歪んだ対抗心でどうにかモチベーションを保っていた私にとって、周囲から自分を監視する存在がいなくなってしまったのは、最悪の状況だったんです!!

 

朝、目が覚めてから、即座に襲ってくる自己嫌悪感をかき消すように再び眠りにつき、午後起床は当たり前。

 

申し訳程度に東進のセンター模試を解くも、合格者平均点に届かずにまた自己嫌悪感に侵されては布団に潜り込み現実逃避。

 

センターまで残り一か月。

時は止まってはくれません。

 

怠惰で孤独に日々を浪費し続け、ついに年が明けてしまいました。

 

 いよいよセンター本番!大逆転は…

センター本番まで残り二週間を切ったあたりで冬休みが終わり、学校が再開。

 

「今まで俺はなにをしていたんだ!」

 

憑き物が降りたように不安が消え、今度は急激な焦りに追われるように。

 

それからは迷ってる暇はなく、ペンを走らせ、気が付けばセンター試験当日。

 

「ハンカチ持った?胃薬は?いらない?一応持っていきなさい!!あ、あとブラックサンダーも!それから…」

 

(母親ってここまでテンプレ通りの心配の仕方すんのかね…)

 

「分かってるって!電車あるから行くわ!」

 すかさずテンプレ返し。

 

コンディションは良好。。。

 

やれることはやっ、、、てはないかもしれんけど、「現有戦力で最良の結果を持ち帰るのがリーダーの仕事」ってコリン・パウエルが言ってたような、なかったような、、、とりあえずやるしかないんや!

 

会場前に着くとクソ教師どもが白々しく生徒にチョコ配って応援メッセージ送ってたこと以外は、今まで受けてきた模試の時と何ら変わらない光景。

 

試験ではあまり緊張するタイプではないので、一日目は模試の感覚で終了。

 

二日目は苦手な数学でしたが、これもいつも通りというか、事故った感覚も、完璧にできたという自信もなく。

 

周囲を見ると、一時間目の数学ⅠAが終わった時点で泣き崩れている女の子が何人もいました。

 

二日目の全科目が終わった時点で救急車が来て、卒倒した人を運んで行ったりもしました。

 

出来不出来の上下が激しい理系科目は受験生にとって心臓に悪いんすよね。

 

浮足立つ受験生たちを横目に、自分でも驚きのローテンションでセンター試験を終えてしまったわけですが、帰路の途中から結果が気になって仕方ねえ。。。

 

帰りの電車の中から東進の解答速報のページで更新ボタンを連打しまくってました。

 

そうして何百回と生唾を飲み続けながら自己採点を終えた結果がこちら↓↓↓

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2016年度 河合塾センターリサーチ

678/900

ボーダーに13点及ばず、D判定。。。

センター優先で合格どころか、二次で挽回するのも厳しい結果。。。

絶望。。。

 

 

と思いきや、こんな状況にも臆さないのが無知の怖いところ。

「今から二次勉強すりゃワンチャンあるってwww」

浅はかにも程があるやろ(笑)

今思ったら笑ってまいますね(笑)

 

無論、教師陣は猛反発。 

 

「俺のターン!!」と言わんばかりにあらゆる大学の資料をばらまき出す!

 

もうね、言葉面ではお互い平静を装ってはいるものの、論戦は激しさを増し、妥協点を探ることに。

 

「二次試験の練習を兼ねて、同志社を受ける。」

 

これが、鉄砲玉にゴーサインを出すための学校側の条件でした。

 

何とか合格実績を上げようという腹の内だったんでしょうけど、受かっても通えない学校の受験に本気になるやつがどこの世界にいるんすか(笑)

 

結局、試験時間すら把握しないまま受験し、当然のごとく不合格。 

 うぇーいwww

 

前期試験本番。今度こそ、大逆転合格へ…

さてさて、本来の目標に戻りましょうか。

 

センターで劣勢に立たされてから初めて、二次試験の勉強を開始した私。

 

具体的には、数学は記述式に対応するため、『文系数学入試の核心(Z会)』を購入してひたすらやりこみ。

 

英語は、『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本(中経出版)』を購入。やりこむ。

 

国語は、神戸大学の過去問と、『国公立入試対策 上級現代文Ⅰ(桐原書店)』を信頼できる学校の教師に頭を下げて添削してもらいました。

 

参考書も、過去問も一か月やそこらでは到底身につくものではありませんが、やるしかありません。

 

自由登校になった後も、一人学校にこもって孤独に闘い続けました。 

 

学校が休みの日には近くの公民館で。

 

とにかく、クズなりにも頑張ったんすよ。

 

そんで迎えた本番。

「絶対にミラクルおこしたるでぇ!!」

と鼻息荒く意気込んで出発。

 

~約9時間後~

 

 「…ワイ、神戸港に沈むわwww…」

 

完敗。とも言えないような中途半端な出来栄え。

が、これでD判定を覆せるような点ではないことは確か。

 

というか、腹にビックウェーブ抱えたまま英語の試験受けた時点で負け確でしたわ。

 

みなさん、まだ受験を控えているのであれば、必ず朝イチでスッキリしてから受験会場に向かうこと!

 

もしも、試験開始前に緊急事態が訪れたら、恥ずかしがらずにピンと挙手、プリっと捻り出してきなされ。一時の恥より何とかっつーあれですわ。

 

ていうか、「ストッパ」持っていきゃ済む話や。

 

試験までの準備がおろそかな上に、当日の準備もろくにできない奴が大学なんて行けるはずないンゴねぇ。。。

 

案の定、スマホのディスプレイが私の受験番号を映し出すことはありませんでした。

 

試験結果を開示してなかったので、詳しい点数は分かってないです。スンマセン。

 

(絶対受かったるから開示なんかせんでええやろwって思ってました。)

 

まだ・・・まだだ!後期で神大へ!!

時系列的には、2/25 前期試験→3/9前期結果発表 

 

前期試験が終了してからの2週間くらい、何をしていたかというと、世間の大半の受験生と同じように、後期試験へ向けて勉強してました。

 

「え、神大一本じゃないんかよ?」

と、言われるかも。

 

もちろん、神大一本ですよ?

ただし、今度は「国際文化学部(学部名称は2016年当時。現在は「国際人間科学部」)」。

 

前期で受験したのが「経営学部」。

 

ですが、神戸大学の経営学部は後期試験を実施していないのです。

 

正直そこまで神大に執着する意味が分からんのですが、まぁ、英語に興味があったのでこの学部にしたんですわ。

 

 

 

というか、高3の秋口になって志望校変えようかと迷ったことがあったんです。

 

成績が伸び始めて、英語の魅力にも気づき始めて、視野が広がりました。

 

大阪教育大学、神戸市外国語大学、とか色々悩んだんですよね。

 

「楽な方に逃げようとしてるだけじゃね?」とか自問自答して、(上記の2校はセンターで使う科目が少ない)結局は謎のプライドで神戸大学に絞ったんですけどね。

 

それで、その迷った志望先のうちの一つが「神戸大学 国際文化学部」だったわけっす。

 

この学部、経営学部よりもセンターのボーダーが高いものの、数学は重視しないという特徴。

 

後期試験の科目も英語と小論文のみ。

それだけに、受験するのは京大、阪大落ちの文系トップクラスばかり。 

 

私からしたらキチガイみたいな奴らを蹴落とさないといけないわけですわ。

 

ただ、小論文は割りと得意な方だったみたいで、教師からも「もしかしたら一発あるかも笑」と勇気づけられてました。

 

クソ教師の言うことなんて信用出来ませんが、過去に小論文模試で学内2位を飾ったこともある(ちっせぇ)し、チョコボールも銀のエンゼル6枚持ってるし、「なにか起きるかも」と信じて2週間努力しました。

 

 

ほんで、試験当日。

 

「絶対にミラクルおこしたるでぇ!!」

と鼻息荒く意気込んで出発。

 

~約6時間後~

 

 「…ワイ、神戸港に沈むわwww…」

 

デジャヴ。

 

英語までは順調だった。力出せた。

朝ちゃんとトイレ行ったし。

 

小論文。

 

 問.「あなたにとって、「そこに在るのに、見えない」ものについて、何らかのできごと、風景、人、あるいはモノを具体的に取り上げて、八〇〇字以内で論じなさい。」

 

急に哲学チックになってんじゃねぇよ! 

 

こんな問題で点差開くわけないやんけ!

 

小論文言うたら評論とかもっと具体的な社会問題とか扱ったやつちゃうんけ!

 

てか過去問見渡してもこんなスピリチュアルな問題1つもなかったやんけ!

 

と、負け惜しんだのは後の話。

 

実際には試験会場でこの問題を見た途端、

「あ、、、おれ、何か大事なものを見落としてた気がする。。。こんだけ無鉄砲に受験して、、、親父のせいで自由がないとか、教師はクソとか、いつも他人に責任を押し付けて、、、そうか、おれは自分で決めた選択で、自分の責任で失敗するのが怖かったのか。。。

言葉にこそしないけど、「受からなかったのは予備校に行けなかったからだ」とかいう言い訳を心の中で担保しながら受験生活を送ってきた。。。貧しさをふりかざして、保身に走っていただけだったのか。。。

……もう1年、見えなくなっていたものを探しに行こう。」

 

…と、諦めとは別の感情で、この時初めて浪人を覚悟したのでした。

 

結果は、、、ご察しの通り。

 

こうしてまた一人、浪人生が誕生したのでした。

 

なぁ~がれ~るきぃ~せつぅ~のまぁ~んな~かを~………

 

 

宅浪ヒストリー現役編 完

 

 

いやぁ~、長かった(笑)

 

ここまで真面目に読んだそこのあなたは、よっぽどの物好きか、私の身内かのどちらかでしょう。

 

いずれにせよ、こんな恥さらしな人生を共に笑い飛ばしてくれる読者さんがいることで、私自身、前に踏み出す励みになっています。

 

どんなに「クサすぎw」とか、「偽善者」とか言われようと、私は全受験生の味方でいるつもりです。 

 

私に力になれることであれば、助太刀いたします。

 

 

あなたにとって私も、そうでありたい

 

 

 

 

クサすぎw

 

 

 

 

 

 

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